2023年2月13日(月)に開催された愛媛大学理学部理学科地学コース課題研究発表において、本研究室の森柊斗くんがベストポスター賞を受賞しました。
愛媛大学理学部理学科地学コースでは、学部3年次科目「地学課題演習」での研究成果をまとめ、ポスター発表を行なっています。本年は、3年ぶりの対面開催となり、およそ30名の学生が渾身のポスターを作成しコアタイムに臨みました。この発表会では、地学コースに所属する教員によりポスターの出来やコアタイムでの発表が評価され、特に優秀な発表数件についてベストポスター賞が授与されます(本年は森くん1名のみ)。
森くんは、「燐灰石の包有物を用いたメルト組成解析に向けて」という発表タイトルで、野外調査および顕微鏡観察を行い、花崗岩中の燐灰石の産状記載をもとに、その岩石学的特徴から、メルト包有物研究の新たな可能性を示しました。特殊な分析機器を用いず、顕微鏡観察のみでの今回の受賞は、まさに丹念な観察の賜物です。お見事!!